2007年5月18日金曜日

Day 14: たとえばこんな変数名

元記事

31日間ReSharper一周」の14日目にようこそ。


ReSharperは、Ctrl+Spaceを独自のバージョンに入れ替える。ほとんどはVisual StudioのCtrl+Spaceと同じ動きをするが、ReSharper番には追加機能が1つある。変数名を提案できるんだ。


変数宣言を入力してCtrl+Spaceを押すと……


ReSharperが変数名を提案中


ReSharperは型名に基づいた名前の候補を自動補完ドロップダウンで表示する。ドロップダウンリストの振舞いは他の自動補完ドロップダウンと同じだから、項目にカーソルを合わせてEnterを押すことも、そのまま入力することもできる。そうすれば現在の選択肢で名前を決定し、セミコロンを入力してくれる。


賢いことに、インターフェース名の先頭にあるIは無視してくれる。しかも、型名が1単語だけなら邪魔なドロップダウンを出さない。だから、もしISprite (空白)と入力してCtrl+Spaceを押せば、黙ってspriteと入力してくれる。


もちろん、この機能はローカル変数だけのためにあるのではない。パラメータとフィールドでも動作する。独自の命名規則を教えることだってできる。例えば、全てのフィールド名は_で始めないといけないとか。ReSharperオプションの「命名規則」のページを見てくれ。


Ctrl+Spaceを押す前に、接頭語を入力することもできる。


名前の接頭語を指定した後、ReSharperが変数名を提案中


残念なことに、ReSharper 2.5.1だとバグがある。提案では、もともとキャメルケースで入力していた接頭語が、全て小文字に変えられていることに注意。(このバグ用のチケットが作製されている。)


変数名の提案は、変数宣言の際のCtrl+Spaceに限らない。ReSharperの他のところでも出てくる。たとえば、引数を定義しているとき、名前を入力するか提案から1つ選ぶかすることができるコンボボックスが出てくるとか、変数をリネームしているとき、名前の提案がポップアップするとか、メソッドを抽出しているとき、パラメータ名でも提案が作動するなど。

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