2007年12月30日日曜日
2007年12月28日金曜日
日本橋 紅花
仕事納めの日に日本橋でランチ。空いてるかと思ったら並んでた。
壷(ココット)に入っているのはチキンカレー。かなりさらっとしていて、スープカレーみたいな感じ。結構辛め。唐辛子でホットというよりはスパイシー。チキンの皮は香ばしく肉はとろとろに柔らかい。
同期のキクちゃん曰く、「ポットから取り出す、ってのが楽しい。」
これは病み付きになりそう。
2007年12月23日日曜日
人に喜ばれるプログラム
コンピュータは好きですか?
大好き。danさんが例に出したトランペット少年みたいな話で言えば、僕は近所のナショナルショップに置いてあったJR-100だかJR-200だかが大好きで、しょっちゅう店に入っては触っていた。もちろん店のおじさんはJR-100をくれたりはしなかったけど。これが小学校1年か2年ぐらい。ファミコンが大ブレークしたのもそのくらい。うちはファミコンは買ってもらえなかった。その後、友達の家でファミコンをするだけでなく、MSXを持ってる友達の家に行っては何時間もBASICプログラムを入力しているという時期があり、お年玉でMSX2(初代アシュギーネ)を買ったのが小5の時。それと前後してベーマガを買うようになった。
という感じなので、naoyaさんと同じく“特別な感情"があるのは間違いないのだけれど、さて、
もしかしたら、コンピュータが持っていた未来感や、マイコンという言葉に象徴されるようなDIY感が良かったのかもしれない。
――未来感
21世紀の予想イメージとかあったよね。コンピュータはそれに直結する感じがあった。画面やサウンドがしょぼくても。(いや逆にしょぼいくらいが興奮したりして。グリーンディスプレイとか、無駄にでかくて入力するとカラフルに光るキーボードとか。あれって映画やアニメにしか出てこないけど、大金持ちになったら自室につけてみたいなあ。おっと話がそれた。)あの頃はしょぼいとかそんなことは思いもしなかった。あのとき見た箱が未来だったように思う。
――DIY感 (あるいは、オレってばスゲー感)
僕はTK-80などのワンボードマイコン世代ではないので、自分で半田付けして作るという意味ではなくBASICプログラムの話だ。でも自分で何かを作らないと何にも動作をしないという点では同じだ。もちろん最初はプログラミングなんて知りもしないから、何かに載ってるプログラムを見ながら入力した。RUNで実行し、エラーが出たら直してまた実行。思い通りに動作すると嬉しい。その一連のプロセスは、コンピュータを自分で動かしているという感じを強く与えた。僕は動くおもちゃや組み立てるおもちゃが幼少の頃から好きだったから、自分で組み立てて自分で動かすコンピュータも同じ感覚で好きになったのだと思う。それに当時は、BASICのゲームプログラムがたくさんあった。最先端のファミコンゲームのようなものがすぐに作れるわけではもちろんない。(それを期待してプログラミングを始めようとした友人たちは挫折してやめていった。)とはいってもちょっと昔のゲーム(cf. カセットビジョンの「与作」)のようなのは作ることができた。それもDIY感を受けた理由なのかもしれない。
まあ上に書いたようなことは個人的資質による個人的体験なので一般化はできないのだけど、でもプログラミングが好きな人を増やすにはDIY感って有効だと思う。問題は、「自分で作って自分で動かす」と「嬉しい」との間のギャップ。僕のように「動かすことが快楽」みたいな人だけではないので。理想は「身近な人・周りの人に喜んでもらえる」なんだけど、これこそ難問。どうすればいいんだろうね?
プログラマーのメイクマネー
お金を得るというのは、人を喜ばせたり幸せにしたりした結果だと思う。じゃあ、上ともつながるのだけど、プログラミングさえしていれば人を喜ばせたり幸せにしたりできるのか?というと、これは必ずしもそうとは言えない。
すごいプログラマーがすごいコードを書いて有名になってお金も得た、そんなプログラマーがいたとして、たぶんプログラミング能力がすごいからじゃないんだよね。人を喜ばせたり幸せにする何らかの方法を思いついたことが重要だと思う。もちろん、その方法というのはプログラミング能力がすごいからこそ思いつくことができたのかもしれないし、あるいは、プログラミング能力がすごいからこそ思い付きを形にできたのかもしれない。だからといってプログラミング能力がお金に直結しているわけではない。(しいて言えば、アイディアは旧知で、何人ものプログラマーが実装に挑戦したが誰も実現できなかった、そんなものを作ることができればお金になるかもしれない。でも、人を喜ばせたり幸せにする方法の中に、そんなのがどのぐらいあるのか?)
一言でまとめ
だらだら書いたけどとりあえずまとめ。プログラミングで人に喜んでもらう方法をみんなで考えようぜ。以上!
2007年12月22日土曜日
WEB+DB PRESS Tech Meetingにいってきた
最初にこのイベントを知ったときには、定員が80人ぐらいということだったので、参加応募はがきは出しませんでした(ライターが参加することで読者が参加できなくなるのは困るから)。
そしたら技術評論社のイナオさんから、関係者席を用意してくださるとの知らせ。
都合によりギリギリまで参加できるか分からなかったのですが、なんとか参加できました(その節はご迷惑をおかけしました)。
イベントの詳細は他の方にお任せするとして(ゆーすけべーさんとこがおすすめ)、いやしかし皆さん本当に発表上手。ものすごいエネルギーを感じました。
3時間のイベントの後は打ち上げ。kdmsnrさん、babieさん、takaiさん、yoshukiさん、dotさん、すぎざきさん、横川さん、勝間さん、荻原さん、羽生さん、技評の取口さんとお話しました。少しだけですけど。
さて、会場では「.NETはアウェイだ」とか「.NETはスルーされてる」とか一人でほざいていたんですが、そんなことを言いながらも心の中では「ところで俺は.NETがらみで何をやったの?」と自問していました。
正直言えば、全然やっていない。Tech Meetingでの羽生さんのアジりも刺さりまくり。
でも、今日からでも始められる。始めなきゃ。次にこういう場に来るときには、アウトプットをたくさん出してる人になっていたい。あの時はそんな思いでビール飲んでました。
ちなみに、.NET系のコミュニティ情報は、INETA Japanのページにまとまっています。その中の多くのコミュニティで中心人物として活動されているのがFujiwoさん。僕が言うまでもないのですが、この人はすごいですよ。
2007年12月20日木曜日
WPFクラッシュ問題
続報エントリ書いた。
.NET Framework 3.0 SP1を当てたら、LOOSE XAMLでWindows Presentation Foundation Hostがクラッシュするようになった。
32ビット版Windows XP SP2。Virtual PCでも再現したぞ。
2007年12月19日水曜日
2007年12月14日金曜日
2007年12月10日月曜日
Sink Or Swim
「ここは荒川の氾濫により4m以上浸水する恐れがあります(上の青いテープの高さ)」
ほう。青いテープはどこかな。
ん?ちょっと見上げたところには見つからないぞ?
!?
うわぁ……4mって相当だな……
洪水ハザードマップなどを見ておこうと思った。
2007年12月4日火曜日
Silverlight 100.8ってどんだけー
トップのHTMLを見てみると、
<div id="one" style="margin-left:121px">
<script type="text/javascript">
pe=document.getElementById("one");
Silverlight.createObject(
"xaml/piano.xml",
pe,
"AgControl1",
{width:'1024', height:'530', inplaceInstallPrompt:false,
background:'white', isWindowless:'false', framerate:'24',
version:'100.8'},
{onError:null, onLoad:null},
null
);
</script>
</div>
とあるんだが……それはひょっとしてギャグでやっているのか?
(補足)Silverlightのトップページにはこちらの方がふさわしい。上のページで「Get Microsoft Silverlight」とか「ダウンロード」とかを選ぶとこっちのページにリダイレクトされることだし。
ガウディ本
コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル (IT Architect' Archiveクラシックモダン・コンピューティング6)
- 著者: ピーター・ヴァン・ロイ, セイフ・ハリディ, 羽永洋(翻訳)
- 出版社: 翔泳社
- 発売日: 2007/11/8
- メディア: 大型本 (944ページ)
いやあ、この本はすごいぞお。Wikipediaにもページがあるので、そっちを眺めてもらえば内容は分かると思うが、なによりこの厚さ!944ページは伊達じゃない。
この本で取り上げられているプログラミング言語Oz(または、そのサブセット)については、まつもとさんあたりがネタにしそうな気も。
参考リンク
2007年12月1日土曜日
うずくまって泣いててもはじまらないからtough boy
うわぁ……Tomcatメモリリークの解析……すごく生生しいナリ……
これ、Tomcatの不具合をテーマにしてるとはいえ、対岸の火事だと思わないほうがいいよね。
Silverlight1.1は2.0になります
いちおうフォローしておくと、
ちなみに、Silverlight2.0のベータ版は、2008年第一四半期にGo Liveライセンス(プレビュー版で開発したアプリに対して、稼働許諾を与えるライセンス)付きで提供が開始される予定です。
The Next Web ブログ: Silverlight 1.1 改め Silverlight 2.0 /
ということなので、これはスケジュール延期ではないという見解のようですが……
「Silverlight 1.1でDRM対応になることを待っている。」と述べたGyaOはどうするつもりなんでしょうね。
2007年11月28日水曜日
Silverlightのサンプルを作ってみた
あえてsilverlight.jsを使わず、xamlを外部ファイルにせず、いっしょくたにしてみた。(なのでSafariだと動かないかも。)
それにしても今回の例はSVGとほとんど違いがないな。
2007年11月20日火曜日
2007年11月13日火曜日
2007年11月8日木曜日
某大学院の数理科学研究科
にはバイナリアンがたくさんいるようだ。
Kさん曰く、
- 人間JAVA仮想マシン(バイナリコード読んでエミュレートできる)
- Cでコンパイルしたあと、「ソースコードを直してからコンパイルしなおすのが面倒くさいから」という理由で、バイナリをバリバリと編集しちゃう人
- 3年のFPGAの演習で、「このデータからレイトレーシングして画像データを出力せよ」という課題が出て、だれもそんなこと言ってないのにVGAコネクタを買ってきてデバイスドライバ書いて、ディスプレーに出力しちゃう人
なんという「やりすぎ」感。話を聞いただけでワクワクしてしまった。彼らは間違いなくAC。
あと、日常会話がSchemeの人とか、寝言でLinuxカーネルのソースコードをつぶやく人(どこまで誇張かわからん;-))なんかもいるそうだ。
すげえなあ。おれの周りにはそこまで濃い人は少なかったなあ。
2007年11月7日水曜日
週末のカレー
玉ねぎ2個をみじん切りにしてよくいためた図。時間がない人はいため玉ねぎを買ってくるといいと思う(タモリもそう言っていた)
ルーなし。小麦粉を炒めて自分で作ったりもしていない。スパイスと具材だけ。
具材は牛すじ、トマト、玉ねぎ、セロリ、人参、じゃがいも、にんにく、しょうが。
ちゃんととろとろになったよ。
2007年11月6日火曜日
Silverlightの本を買ったー
Introducing Microsoft Silverlight 1.0 (PRO-Developer)
- 作者: Moroney Laurence
- 出版社/メーカー: Microsoft Press
- 発売日: 2007/10/17
- メディア: ペーパーバック
- 作者: Adam Nathan
- 出版社/メーカー: Sams
- 発売日: 2007/10/3
- メディア: ペーパーバック
2007年11月3日土曜日
2007年11月1日木曜日
2007年10月21日日曜日
2007年10月20日土曜日
2007年10月13日土曜日
明日まで暇じゃ。
近所の野良猫をねこじゃらしでからかったら
いい猫パンチをみせよったぞ
地味じゃが、翻訳でもするかの
じゃあの。
"OOPSLA school"は、「OOPSLA派」がいいじゃろうか
それとも「OOPSLA学派」がいいじゃろうか
わしは「OOPSLA流」も好きじゃ
「OOPSLA式だよ派」はふざけすぎじゃの
じゃあの。
2007年10月12日金曜日
AltNetConf
日本語版(あとで訳す→訳したのでぶっこんだ)
先週私はAlt.NETのカンファレンスに出席した。これは、私がブログ界隈で長い間ウォッチしてきた人たちのグループによる、名前を持った最初の会合だ。Microsoft 技術の長期利用者たちで、自分達の開発哲学が、レドモンド発の正統と思われるものから乖離してきたと感じている人たちのグループだ。一方、このグループから離れ、Microsoftの世界にとどまって影響を与えてみたいと考えた人たちもいる。
alt.netという単語は David Laribeeがブログで初めて使ったものだ。カンファレンスはオープンスペースの手法で開催された。このやり方はそのコミュニティの性質にちょうどぴったりくるものだったと思う。私はこのコミュニティを代表してしゃべりたいわけじゃないし、コミュニティの定義をしたいわけでもない。以下の文は私が見聞きしたものの私なりの解釈だ。
代替手段
オルタナティブという名前について1つ質問が上がった。Microsoftに反対するグループだと示唆されているようで、幾人かの人を落ち着かなくさせたのだ。「オルタナティブ」の異なる見方は、これは選択ヲ抱擁スルためのものだということだ。多くのコミュニティが、選択肢が多いことでより強くなれると信じている(Unixコミュニティが心に浮かぶ)。 ソフトウェア開発では、ひとつの解決策がどんな状況でも正しいなんてことはまずない。代替手段を持つということは、自分たちの状況において適切なのはどの解決策なのかを考えなければいけないということだが、ハンマーでナットを回そうとするよりはそっちの方が好ましい。そしてもちろん、個人的な経験や好みで選択結果が変わるということにもなる。私たちはプログラマーかもしれないが人間でもあるわけで、アルゴリズムが具現化した存在ではないのだから。
alt.netの考え方は私にはとても親しみやすいものだ。アジャイル&オブジェクト指向&パターン&TDD&DDDの混ぜ合わせで、まさに私好みのソフトウェア開発の流派である。(適切な名前がないので、ソフトウェア開発のOOPSLA派と呼びたい。) きっとそこには、現在は主流なマイクロソフト正統派というものがあるが、これはOOSPLA派には適していない、という信念があるのだろう。そしてそれに対する苛立ちもある。しかしここで大事なのは、alt.netコミュニティは、主流と思われるMicrosoftの道筋を消し去るべきだと考えているわけではなく、Microsoftの世界は広いのだから異なるアプローチがあってもいいだろうと考えているということだ。
「オルタナティブ」がいい名前かどうかの議論以外にも、そもそも名前が必要なのかという議論もある。強迫的新造語作者として知られる私が「名前重要」と考えているというのは驚くようなことではないだろう。ここで形成されているソフトウェア開発には明らかに共通的な流儀があり、それに名前をつけることで、このことに関する話がしやすくなる。用語を作ることが癇にさわる人もいることは避けられないが、その反対意見よりも便利さの方が勝っていると思う。
参画型コミュニティ
alt.netの重要な特徴は、参画型コミュニティであることだ。昔から、ユーザーカンファレンスが開催されるときは、アジェンダはベンダーが仕切っている。ほとんどのセッションはそのベンダーに関するもので、ベンダーが提供するツールの使い方をコミュニティに教えるのだ。よいベンダーたちは顧客コミュニティの話を聞き、それをふまえてコミュニティの要望を反映した新製品を開発する。
参画型コミュニティはこれとは異なり、単にベンダーに話を聞いてもらって好ましい製品を作ってもらいたいわけではない――新製品の開発に参画することを望んでいるのだ。このコミュニティはまさにそうした、Javaの世界で主導権を握っているような参画型コミュニティである。JUnitや、IBatisや、SpringやHibernateなどはベンダーから生まれたものではなく、「顧客」によって開発されたのだ。ソフトウェア産業の性質の一つに、多くの顧客がどこもベンダー会社と同様に重要な製品を開発できると言うことがあげられる。特にコミュニティとオープンソースの精神とが結びついているときに顕著だ。
Microsoftにとってこれから重要な問題なのは、このコミュニティのような参画型で頑固なコミュニティとどう付き合っていくのかである。こういうグループを敵と見なしてしまうと、価値ある製品を失ってしまうし、より重大なことに、それら製品に関係する有能な人たちも失ってしまうことになる。このようなコミュニティと付き合っていくことは重要な機会をもたらすのだ。エンタープライズJava界隈の参画型コミュニティがエンタープライズJavaプラットフォームを救ったことを言いたい。このことからMicrosoftが受ける大きな試練とは、オープンソース開発に順応する方法を探すことを意味するのだ。最近の兆候、特にIron Rubyまわりのものは、少なくともMicrosoftのごく一部は正しい方向に向かっているということを示している。
正しい方向性の兆候は、Scott GuthrieによるASP.NET MVC frameworkのデモにも多く見られた。 (Scott Hanselmansのビデオも参照のこと。)これは非常に興味深かった。製品自体はそれほどでもなくって、格別革新的なものがあるとは思えなかった(ケチをつけているわけではない)のだが、興味を引いたのは製品にまつわる思想の現れだ。
まず最初は、この製品を見せるために、このような小さなカンファレンスに来ることを約束したと言う事実。次は、テスト可能性を明確に設計上のゴールとしていること。そこに、この空間でのほかの成果を明確に理解し学んでいるという濃厚ソースをかけて。最後にこのフレームワークがMicrosoft以外のツールと連携できたり拡張できたりするという接続性を付け合せて完成。最近は多くの人が、.NET以降は製品アナウンスに興奮してないと言っていた。
この製品も「オルタナティブ」の好例だ。MVCフレームワークはWebフォームを置き換えようとするものではなく、プログラマはWebフォームを使うかMVCを使うかを選択できる。
このようなコミュニティにおける別の論点は、コミュニティは批判と悪意をごっちゃにしていないということだ。多くのベンダーが、自分たちを批判するものは敵だという信念に苦しんでいる。実際のところ、あえて耳に痛い事を言ってくれる友人こそがありがたいことも多い。他の大企業と同様、Microsoftも矛盾した反応を見せるかもしれない。組織の一部が、友人は決して批判すべきではないと考えていることは確実だ。参画型コミュニティと協働することの一部は、友好的批判を評価するすべを学ぶことだ。同様に、コミュニティの人たちは、意地悪にならずに批判する方法を学ぶ必要がある――私たちの仕事柄、特に稀有な資質だけれども。
排他的コミュニティ
alt.netコミュニティは排他的なコミュニティ(まずい状態)ではないかという議論が(特にブログ界隈で)続いていた。これについて考えるには、カンファレンス中に何度もあがった質問が適していると思う。分化したalt.netユーザーグループを結成すべきなのか、それとも現在のユーザーグループに影響を与えて変えていく努力をすべきなのか?私の答えは「両方」だ。狙いを絞ったalt.netユーザーグループには、議論されているマテリアルと、グループの基礎となる価値や原則といったものが期待される。この開発スタイルを実施している人たちは、互いに学びあうために、同じようにしている他者と話し合う必要がある。私自身、十年以上このやり方を通しているが、まだまだ学ばないといけないことは山積みだ。焦点を絞った会合のよい点は、この手のコンテンツに集中できるようになることだ。
特化したalt.netユーザーグループが排他的になるのは、他者を排除しようとしたときだけである。alt.netカンファレンスは排他的ではなかった。というのは、少なくともカンファレンスが満員になるまでは誰がやって来てもよかったからだ。alt.netユーザーグループが誰でも受け入れるうちは、いいことだ。
同時に、alt.netの人たちがもっと広い.NETコミュニティにかかわることも重要だ。私がこのソフトウェア開発スタイルを薦めているのは、効果的だと本気で思っているからだ。したがって私はできる限り大勢の聴衆に向かって、どうやってやるのか、なぜやるのかを訴えていかねばならないと考えている。そうすれば、他の人たちもこのアイディアに触れて、テクニックを理解する機会を得ることができ、やってみるかどうかを選択することができるようになる。私は、多くのalt.neterたちが、Microsoft関連のさまざまなカンファレンスで彼らのテクニックと実戦経験について語ろうとすることを見てみたいのだ。
私がalt.netコミュニティに期待するところは高い。私は、この種のコミュニティはMicrosoft生態系が将来も発展していくために重要だと信じているし、Microsoftの世界は健康的であって欲しい。私の希望はこのコミュニティにMicrosoftが参加することだ。そうすれば、たくさんいる一流のMicrosoft系技術者たちも安心して自分もalt.neterだと宣言できる。alt.neterたちが、コミュニティを維持していくことと、コミュニティにやってくる人たちに門戸を開くことのバランスをうまく取れればいいと思う。それを実現させるにあたって、私もなんらかの役目を果たしたい。この最初のカンファレンスにはすばらしい精神が宿っていた。これは未来のために良い燃料をたくさん供給するものだ。
2007年10月9日火曜日
赤羽のうまいパン屋
まあ、メゾン・カイザーに行けばいいじゃないかという話なんだが、
家の近くで並んだりせずにおいしいパンが買えるのはうれしい。
さっき買って食べた。うまかった。これからはちょくちょく利用しよう。
2007年10月4日木曜日
Earth, Wind & Fire
ところで、おならファイアーのことを最初に「アス・ウィンド&ファイアー」(Ass, Wind & Fire)と言った奴はすごい。
2007年10月1日月曜日
魚は買うもんじゃねぇ、釣るもんだっ!
潮も時間もバッチリ!のはずが、雨と風で参ってしまい、四時間弱でダウン。
でも全員カワハギを釣り上げた。小型が多かったが、すばらしい。
帰りしなにスーパー銭湯で体を暖め、帰還。
カワハギの捌き方を教わって帰った。
で、晩飯。カワハギとウマヅラは刺身。残りの小さなカワハギとベラは煮付け。カワハギは肝も美味しくいただきました。
2007年9月28日金曜日
変な英語Tシャツ
これって「ここが地獄の一丁目だ!」って意味だと思えばいいのかなww
come crawling faster
FasterCSV x19 speed
LightCsv x12 speed
カオス。
- x19 faster than FasterCSV
- x12 faster than LightCsv
かなあ。"x19" は、"nineteen times"と読むんだよ。
2007年9月27日木曜日
2007年9月23日日曜日
レトロスペクティブ京都(1)
正午近くに蹴上のホテルへ着くが、まだチェックインできず。妻を友人の結婚式会場まで見送ることにする。
東山から東大路通を下る。その途中、知恩院よりは手前かな。一澤帆布と一澤信三郎帆布が向かい合い、骨肉の争いを繰り広げているところを通る。
祇園の八坂神社を越えて、コンビニがある辺りまで送る。このあたりで舞妓はんを二人見た。たぶん舞妓はんの格好をした観光客ではないはず。
妻と別れた後、前のコンビニで『るるぶ京都を歩こう '08』を購入。
一旦蹴上のホテルに戻ってチェックイン。この時点で2時近く。昼飯をどうしようか悩んだが、一乗寺付近の京都ラーメン激戦区に向かおうと決意。
三条京阪で京阪線に乗り、出町柳へ。ここで叡山電鉄に乗り換え、一乗寺で降りる。
まずは白川通の「天下一品 総本店」に向かう。正直、天一なんてどこでも食えるから入りたくなかったのだが、時間が遅かったため他のラーメン店は仕込み中。しかたなく天一で昼飯。他の天一と同じ味。
さて腹も膨れたので他のラーメン店も見てみようかなと思ったが、「宮本武蔵ゆかりの地」という案内が出ていたので散歩がてら足を運ぶ。
すると、「一乗寺下り松 宮本・吉岡決闘の地」という記念碑を発見。ははあ、今まさに『バガボンド』でやってるところじゃないか。
周りを見渡すと、ちょっとした山がある。山の方に寺があるようなので登ってみる。
しばらく歩いて狸谷山不動院に着く。ここにも宮本武蔵が来たらしいがそれはどうでもいい。本堂のところから京都市の方が見える。けっこう登ってきたこともあって、なかなかいい景色だ。
しかし欄干に「恋するハニカミのロケ地」という張り紙があって萎え萎え。
一乗寺まで降り、いちおう他のラーメン店も見てみる。たしかに何件もひしめき合っている。でもまだ腹いっぱいだし、店は仕込み中だし、ただ外から見ただけ。
さてこれからどうしようかな、と思ったときに、株式会社はてなのことを思い出す。そういえばあの会社は京都で設立されたんだっけ。跡地に行ってみようかな。ここで一乗寺駅に戻っても良かったんだが、松ヶ崎から地下鉄に乗ることにする(地下鉄の一日乗車券を買っていたのだ)。
松ヶ崎から京都駅でJRに乗り換え、丹波口で降りる。京都リサーチパークはすぐそばだ。五条通を西に歩くと、向こうに夕日が沈むところ。東京ではこんな風景はなかなかない。
京都リサーチパークを軽く散歩。もともと大阪ガスの工場跡地だったせいか、敷地内にでかいガスタンクがあった。
さてどうしようか。五条通りにパチンコ屋があったのでふらふらと入店。ちょい勝ち。パチ屋を出て、電気店を探すことにした。携帯電話用USBケーブルを買おう。ホテルのインターネット接続環境は1日あたり1500円も取られるので嫌なのだ。
どこの電気店に行こうか。京都駅にはビックカメラができたらしい。また、寺町通は電気街らしい。バスに乗ろうかとも思ったが、220円払うのがなんとなく惜しい。JR丹波口で時刻を確認したが、すぐには来ない。なんとなく寺町通りまで歩く気になったので歩き出す。すると五条堀川にauショップがあり、あっさりUSBケーブルを購入できた。ともかく寺町通まで歩いてみる。
寺町通はたしかに(大型量販店ではない)電気店が多かった。しかしもう8時になろうとしており、閉めている店も多い。まあいい、USBケーブルは手に入った。
さあ、晩飯だ。妻は結婚式の二次会に行っているので、何か美味いものを食べてやろうと思い先斗町を歩く。
狭い中に飲み屋がひしめいている。それらの飲み屋には「川床(納涼床)」というものが備わっている。平たく言えば鴨川に張り出したテラスだ。夏はそこで涼みながら飲む。
しかしどの店がいいかわからず困ってしまう。なので一旦先斗町から抜け、蛸薬師通に入る。
蛸薬師をふらふらと西に歩いていたら、麩屋町通のあたりから急に人が減り、町並みが暗くなった。どうやら繁華街はここまでのようだ。
先斗町に引き返そうとしたときに妻から電話。ホテルに戻ったはいいがカードキーがないので部屋に入れないとのこと。大失敗。一人飲みはあきらめてホテルに戻った。
結局晩飯は、ホテル内のカフェレストランでカレー。ホテルのカレーというよりはカフェのカレーが出てきた。
2007年9月21日金曜日
2007年9月20日木曜日
メディアテクノロジーラボ++
地球で旅行検索 : Microsoft Virtual Earth 3D x エイビーロード WEBサービス デモサイトを公開
REMIX '07でいちばん感心したのはこの「Virtual Earth x AB-ROAD マッシュアップ」でした!
「プラグインのインストールが必要」と言いながら、実際にはVirtual Earth 3Dのexeそのものもインストールしなきゃいけない。プラグインだけが必要なのかと思っていたのでちょっとがっかり。結局外部exeをホストするようなプラグインなわけで、それならGoogle Earthもブラウザでホストできるはずだね。Google社がそんなActiveX(やNetscape Plugin)を作るかどうかはともかく。
2007年9月18日火曜日
2007年9月14日金曜日
2007年9月11日火曜日
英語ではまちちゃん
ウェブブラウザーの言語設定を見て、日本語以外で見ているときは、英語で表示する仕様にしておけばもっと目立てたのにってね(笑)。「こんにちはこんにちは!!」を、同じニュアンスで英訳すると何になるかな?
英会話なんてほとんどできない私が来ましたよ。きっと根本的に間違っているはず。
"Hello Hello!!"だと「もしもし?もしもーし!!」みたいな感じ。("Hello, hello, hello, how low?"だとニルヴァーナだ。)
"Hi, there!"ぐらいが使いやすいかな。2回繰り返すと"Hi, there! Hi, there!"か。
それともウザさを前面に出して意訳する? "Hi, there! Here I am!"とか。
2007年9月3日月曜日
収入と大学
「有名大学への進学には、よほどの才能に恵まれていなければ、ある程度の長い期間の勉強が必要」これはたぶん正しそう。なんとなく。 だとして、
- まじめにコツコツモチベーション高く勉強を継続できれば有名大学へ進学できる
- でも普通の十代はそんな風に自発的に勉強を続けられる奴なんか少ない
- ところが有名私立高校に入学すれば、(a)嫌でもたっぷり受験勉強させられる(b)モチベーションの高い学生ばかりが集まるので刺激されて意欲が高まる
- よって有名私立高校に入学すれば、まじめにコツコツモチベーション高く勉強を継続しやすい
- 結論として、有名私立高校に入学すれば、有名大学へ進学しやすい
東大と全国の大学の平均を直接比較するのは乱暴じゃないか? だって、東京って日本経済の中では特異点じゃないか? たとえば、そもそも東京で大学生するのに金がかかるという話はないのか? 東京にある有名でない大学(もっといい表現があれば知りたい)の、親の平均収入は、全国平均と比べて優位な差は無いのか? 調べてないんで分からないんだけども。 だとして、
- 東京の大学に通う学生の多くは東京近郊出身である
- 東京近郊の世帯の平均収入は全国平均収入より多い
- 東京は家賃や生活費が高いので、上京するのにはある程度の経済力が必要
- よって地方の世帯で、子供が東京の大学に進んだところの平均収入は、その地方の平均収入より多い
- 結論として、東京の大学に通う学生の親の平均収入は、全国平均よりも高い
九州の公立進学校出身だったけど、みんなが東京の有名大学ばかりを目指していたわけではない。たとえば九大はかなり人気だったように記憶している。 「ちゃんとサポートを受ければ、有名大学に合格できる地力を持った子が、そのサポートを得られずに進学できない、出来てもしょぼしょぼの大学ということもありうる。」これは現実を表していると思うし、良くないことだとも思う。ただ、有名大学=東京の有名大学、と限ることは無いだろう。
「現システムでもやりようはある。家庭の収入が低いからといってあきらめるのは、その学生にとってもったいない話だ」という話と、「現システムには不平等がある。なんとか是正すべきである。その方が日本のためだ」という話は別の話だし、両方とも主張したってなにもまずいことは無い。というか、前者を主張することが後者をスポイルするかって、しない。常考。
東京の大学ばかりが奨学金の枠が多いということがあるなら、すぐにでも是正したほうがいい。「東京の生活には金がかかる」「東京の大学は学生数が多い」とか、そんな理由が仮にあったにせよ。
(ローンではなく)スカラシップを充実させるべき、というのは、完全に同意する。 スカラシップで有名大学を出てその後高収入を得たって、いいじゃん。その高い収入のぶん税金を払ってもらえば。格差を固定するよりなんぼか国のためになるよねえ。
2007年8月31日金曜日
2007年8月30日木曜日
2007年8月29日水曜日
hackers@microsoft
こんにちは、世界。
マイクロソフトの新しいブログにようこそ。このブログの焦点は、blogs.msdn.comで読める他の大部分のブログとは少し違っているはずだ。マイクロソフトは世界最高のハッカーを雇用し、積極的に採用し、育てている。ハッカーたちはありとあらゆるプロジェクトに取り組んでいる。開発でも、研究でも、テストでも、管理でも、もちろんセキュリティでも。「ハッカー」という単語に関する論争もあるけれど、僕が最も適切だと思う使い方をするのをやめるべきだとは思わない。核のところでは、真のハッカーとは好奇心が強く、システムがどのように機能するか学びたがる人たちなんだ。もちろんマイクロソフトでは、これが倫理と法にかなったやりかたで実現されている。私たちは「ホワイトハット・ハッカー」たちを雇用している。彼らは、コードを世に公開した後で他の人たちが同じ事をしなくていいように、アプリケーションやソフトウェアを侵入テストしたりコードレビューしたりしながら弱点や脆弱性を探すことに時間を費やしている。私たちは賢いテスターを本当にたくさん雇用している。彼らは、製品のことを、たぶん設計したアーキテクトよりもよく知っている。そしてさらに、私たちは業界トップの研究者たちを雇用してもいる。彼らは、次の5年ないし10年で一般的なものになるであろう、コンピュータ業界の最前線に取り組んでいる。というわけで、マイクロソフトにはハッカーたちがいる。そろそろ彼らのことを紹介して、ハッカーとは何なのか、彼らが実際に何をやっているのかを説明しようと思う。
大まかに言うと、ここで読めるコンテンツやここで紹介される人たちの多くがセキュリティがらみになるかもしれない。とはいえすべてがそうだというわけではないよ。
――技術ヲタ
(追記)ITMediaにも取り上げられてる
IronLisp?気が知れない
Lispを使いたいということなら.NETにこだわらずに別の処理系を探せばいい。本気で仕事に使うっていうならそれに向いたLispもあるし、遊びだっていうなら例えばJavaで実装されたLispもいっぱいある。
.NETにこだわりたいんだとしても、.NET Framework上に実装されたLispですらいくつかあるわけだし(DotLispとかL Sharp .NETとか)、そっちで用が足りるのでは。
Paul Grahamに感化されたのか何なのかは知らないが、今さら「へーIronLispってのがあるんだー。」って意味わかんない。そんな人はきっとIronLispを動かすこともなく忘れていくんだろうさ。つか、そんなにLispに興味があるなら自分で処理系を書いてみればいいのに。
アクセステクノロジー
うっとうしいことこの上ないので、「猪股はこの部署にいない」と言って切ってやった。
あ、ちなみにこの会社の人たち、英語で電話をかけてきやがりますが、英語が分からないフリを続けていると日本語で話してくれます。きっと英語能力を測っているのだろうけど、興味がない人は英語に付き合う必要ないです。