2008年5月18日日曜日

典型的な、あまりに典型的な

前に記事を書いた話題がまだ続いている。

「典型的」と言ってもね、typicalとstereotypedとではニュアンスが変わってくるし、それももめる原因になるなあ。
もちょっとこう、You vs. I ではなく Problems vs. Us で論じたほうが良いわけなんだが、Problemsの中にJavaを入れるのは下策ではないのか。
たとえばね、「典型的」という言葉を「典型的なSI脳」とかにしたらどうだよ。ここでは、「典型的なSI脳」=世間的な潮流に乗っかることがエンタープライズとか大規模とかでは重要という考え方、ぐらいの意味。「メインストリーム幻想(ファンタジー)」とでも言うか。
そうすると、「典型的なSI脳」だと、自分の頭で考えることが逆にマイナスだったりする場合もある。それは、技術的に優れていることよりも、技術者の調達とか教育とかを低リスクにすることの方が重要だと信じているから。
で、「典型的なSI脳」を持ったJava開発者のことについて論じてみてはどうか。

上のような定義だと、「典型的なSI脳」を持ったRuby開発者なんてきっとほとんどいないことだろう。それが良いことなのかは別だけどね。
SI脳。yes, I Know. 腹減ったからカレー食おう。

(追記)ひがさんとこでは「サラリーマンプログラマ」=技術的な興味はほとんどなく仕事として黙々とこなしている人、という定義で話を進めてるな。それはruby界にはほとんどいなくて、でもそれが良いことであるとは限らないことも同じ。

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