2007年6月26日火曜日

インタフェースの変更


私には全く信じがたい言葉です。まともなソフトウェア開発をやっている人間なら、決してこんな言葉は吐かないはず。普通、ソフトウェア開発をやっている人間には次のパターンが存在するように思います。



  1. もう関心がないので、実は放置したいと思っているか、実際にそうしている。

  2. やる気あり。どんどん改善できるところはやりたい。でも既存のユーザを無視できないので、そう簡単には変更できない。

  3. やる気あり。もういっぱい変えたくてたまらないし、実際にそうしている。ユーザなんて知ったことではない。


私が思うに、結城さんが言っているのは最初のパターンで、こんなのはまともな状態とは言えないのだから、変えない方が楽とかじゃなくって、何もしないのが楽って言っているだけです。放置プレイ。そんなのは開発とは言えません。


enbug diary 2007-06-24

外からの観測だと2x2=4通りじゃないかと思った。



  1. 既存ユーザーを無視した

  2. 既存ユーザーを意識した



  1. 変えなかった

  2. 変えた


そうすると、



  • a-i. 放置。たぶんやる気がない。

  • a-ii. じゃんじゃん変更。自己中心的。

  • b-i. 現状維持。現ユーザの希望を重視。反面、自分の意見を通した結果生じる混乱や面倒を引き受ける気がない。

  • b-ii. 最後には変更。優しい独裁者。可能な限り現ユーザを説得する。説得できなかったときは最終的に自分の判断を重視する。


ってなる。で、結城さんはb-iiよりはb-iの方が楽と言っているんじゃないのかな。もちろん本意はわからないけど。

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